音響家技能検定

 

一般社団法人日本音響家協会は優秀な舞台技術者の育成のため、1990年から舞台芸術の創造に携る音響家の技巧と芸術的表現力を訓練するための「音響家技能認定講座」を実施しています。

1997年度からは、音響家技能認定講座の終了後に実施する筆記試験で音響技術者の能力を査定して、技能認定を行っています。

この講座には、3級のための[ビギナーズコース]、2級のための[ベーシックコース]、サウンドシステムチューナのための[サウンドシステムチューナコース]があります。

  1. ビギナーズコースは、舞台における音響の仕事内容を把握して、基礎的な作業ができるように指導する実技中心の講座です。修了後の筆記試験で把握度を検定して3級音響技術者の資格を与えるものです。

  2. ベーシックコースは、舞台芸能を上演するための音響装置の仕込み、舞台転換、撤収の作業をする音響技術者を対象にしたものであり、基礎音響理論を学んで、修了後に筆記試験を実施して能力検定をして2級音響技術者の資格を与えるものです。

  3. 1級音響技術者の資格認定は、音響理論に関する筆記試験とビッグバンドのミクシングと演劇の効果音再生に関する操作経験を査定します。

  4. サウンド システム チューナの能力検定
    サウンド システム チューナの能力検定は、ホール音響設備やコンサート音響システムを正しく接続・設置して、電気音響特性とホール音響特性を整合させ、音響機器の性能を十分に発揮させるための音場補正をする職業で、音響装置の総合的な整備士といえます。
    この講座は、単なる測定装置の操作方法を学ぶものではなく、スピーカシステムを適正に設置することと、有効なチューニングポイントを見極める技を指導するものです。

なお「サウンド システム チューナ」は一般社団法人日本音響家協会の登録商標です。

2級サウンドシステムチューナは、講座を受講して有効なチューニングを見極めるための理論を学んで、受講終了後に実施する筆記試験で能力を査定します。

1級サウンドシステムチューナは、筆記試験により、総合的な能力を検定します。受験するには、2級の教科書をマスターしてください。時間差や音質変化を見分ける「聴能試験」もあります。

 

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1級音響技術者の受験の手引き